これこそがエンターテイメント、エンターテイナーです。
追悼とはこういう言葉をいうのですよ。
「三浦春馬君、大好きだよ。」
この薄っぺらい言葉とは、雲泥の差ですよ。
皮肉なことに春馬君の素晴らしさは所属事務所幹部、スタッフ、マネージャーには理解されず、ブロードウェイチームの方がよくわかっていて、春馬君に対する尊敬と愛に溢れたコメントを聞いて泣けてきた。
やはり本物のショービジネス界に身を置くプロフェッショナルには、わかるものです。
つくづくもったいない。
あの舞台を観たら、自分たち世代より遥かに海外で通用するタレントを持つ春馬君が眩しくて、同じ俳優としてちょっと嫉妬もしたでしょうね。
次は三浦春馬が本場のショービジネスに挑戦すると確信するに値するローラ役でした。
渡辺謙さんの「王様と私」は、アジア人でないとできない役だけど、春馬君は英語さえ完璧にマスターできれば、欧米人と肩を並べて舞台に立てる可能性があったのに。
事務所の人たちは、ヤフコメ見ていますかね?
なぜあのローラを演じた三浦春馬が、どうでもいい恋愛ドラマに出ないといけなかったのか?疑問でしかない。
エンターテイメント業界いて長年仕事していたら、春馬君がどれほどの可能性を持ったタレントかわかるよね?
わかっていて冷遇していたとしたら、芸能マネジメントの仕事する能力ないよ。
所属タレントの中で三浦春馬以上の才能と実力と人間性を兼ね備えた俳優、女優、ミュージシャンはいますかね?
私は芸能界とは無縁の一般人だけど、こんなことになるなら春馬君のマネージャーやりたかった。
例え何年か業界から干されても、世界に送り出してあげたかった。
春馬君は海外に行くとイキイキしているように見えたよね。
日本の芸能界よりNYやロンドンのショービジネス界の方が水が合っていて、きっと日本にいる時より生きやすかったと思う。
いろんなワークショップに参加して、レッスンを受けて、英会話の勉強にたくさんの演劇やミュージカル、バレエ、オペラを観て、日本での表面上の友達じゃない気楽に語り合える友達ができて、もしかしたら恋愛したり、自由を謳歌して夢を追いかける充実した楽しい日々だっただろうに。
キンキーブーツ6ステップの1番目
「真実を追い求めること」
私たちはまだこの1番目のスタートラインに立っているに過ぎない。
春馬君、あなたが最期に見た光景は何だったの?