まだまだ収まる気配がないどころか、燃え上がる香港のデモを見て考えた。
香港人は根性がある。
自分たちの自由や権利や生存が脅かされそうな政策をとる行政府に対して、
毅然とNO!を突きつけて、撤回させるべく戦っている、手段がエスカレートしつつもあきらめず、何度も何度もデモに参加している香港市民。
北京政府の方が圧倒的に巨大な力を持っていて、もしかしたら今後の人生において北京政府に反抗したことが不利になるかもしれないリスクを承知の上で行動を起こす勇気。
それに比べて我が国の日本人の何と無頓着で能天気なことか。。。
選挙に行かないイコール今の政権にYESっていう意味なんだけどなぁ。
「今の世の中でいいですよ」
「どうぞどうぞ安倍総理のお考え通りにやっちゃって下さい。」
その意思表示をしたことだって、わからないかね?(わかんないか・・・)
年金開始年齢が68歳になっても70歳になっても文句は言いません。
しかもその年金支給額が減らされても、給与から天引きされる年金保険料が今後増やされても構いません。
消費税が10%にアップして食料品から何もかも値上がりして家計の負担が重くても、
お国の財政(社会保険料に回す)のため、我慢します。
もうどんだけ間抜け?ドMなの?
総理官邸周辺はほくそ笑んでいるような気がする。
「いやぁ~、老後資金2000万円必要問題が出た時は、どんだけ逆風が吹くか心配しましたが、杞憂でしたなぁ。」
「この国の庶民は、自分で考えることを放棄してひたすら搾取されることを甘受してくれる。我々にとってこれほど都合がよい国民もいませんな、ハハハ笑 」
ってな光景が目に浮かぶわ。
日本人のこの「お上の言うことに従います。」精神は、徳川300年の成果なのか?
太平洋戦争で甚大な犠牲と被害があって、原爆を落とされてもまだ日本人のメンタリティが変わらないような。。。
思考停止して劣化していく一方の日本人が目を覚ます、行動を起こすにはどうすれば
よいのか?
まさかまた大勢の日本人が死んで原爆落とされるようなことがない限り、アメリカに占領されないとそんな日を来ないっていうんじゃないでしょうね。
なぜ失敗から歴史から学習しないのか?