日本中の皆さまをビックリさせ、マスコミもノーマークだった小泉進次郎議員と滝川クリステルさん(以下、敬称略)の結婚妊娠ニュース。
会見後いろいろな考察や感想が出て読んだけど、面白いなと思ったのが3つ。
「小泉家がケネディ家になる日」
ジャクリーヌもフランス語堪能で、それまでの大統領夫人と違いファッショナブルなところが滝クリと似ている。
横須賀の自宅前での会見は、まるでお殿様みたいだった。
進次郎で4代目だけど、これから先どんなに無能でも「小泉」の苗字と血をひく者なら、絶対当選して5代目、6代目と続いていくんだろうなぁ。
小泉家を有難る、崇める、何がなんでも支えます!
殿!選挙区地盤は盤石ですからご安心を。
的な地元民は、時代錯誤にしか思えない。
「滝クリはクレアになるか。」
Netflixドラマ「ハウス・オブ・カード」の主人公フランシス・アンダーウッドは、下院議員から副大統領、大統領まで登りつめたけど、進次郎が未来の総理、滝クリは総理夫人になるのでは?という声も出始めて。
クレアは議員夫人と同時に環境保護団体を主宰して夫を側面からサポートしてたけど、滝クリも動物愛護団体立ち上げて活動しているところが似ている。
そしてクレアと何よりの共通点が・・・ズバリ、野心!
青学時代は準ミス、女子アナ試験ではキー局ではなく共同テレビ。正直、
「なんであの子が?」という気持ちがなかったとは思えない。
自分のルックス、語学力など自信があれば、なおさら。
それがオリンピック招致で活躍し、ついには未来のファーストレディまできた。
官邸での会見では、ヨーコ・チャンの白いワンピース。
誰もが知っているブランドではなくて、ファッション通しか知らないヨーコ・チャンを選ぶあたりが戦略的。
横須賀の自宅前では、同じくヨーコ・チャンの赤いツービース。
赤を着るあたりが、
「私は普通の国会議員の妻にはなりませんよ~」
というプライドが透けて見える。
クレアは夫より自分の方が能力があって優秀なのに、女性であるが故に裏方に徹しなければならないジレンマを抱えて、とうとう抑えられなくなった。
果たして滝クリはどこまで自分流を貫くことができるのか?
「ルックスの良さだけでここまで支持されるのは?」
小泉進次郎は大学卒業後、アメリカ留学、米研究所勤務後、父親の秘書から立候補して当選。
確かに二枚目だろう。
歯切れのよい、大衆に受ける演説はうまいだろう。
人は生まれてくる親や環境を選べない。
ただ経歴から気になるのは、人の下で働いた経験がほとんどないってこと。
理不尽な上司に耐え、売上目標などのプレッシャーの下、お客様や取引先に振り回され稼ぐことを知らない。
つまり泥水をすすったことがない。(世襲だから当然だけど)
アメリカの研究所勤務時代の上司が進次郎の印象を聞かれて、コーヒーを淹れてくれたことや総理の息子ながら気さくだったことを挙げていたっけ。
それしか印象がないって、どうなの?
レポートが素晴らしかったとか、独自の視点からのアイデアに感心したとか、なかったのかな?
自民党内では嫉妬され、足引っ張れたり、先輩議員や長老たちにいじめられたりはあったかもしれないが、そこは当代きっての人気者。
入閣する噂があるけど、正念場というか小泉進次郎の政治家としての真価が問われるのは間違いない。
ボンボン止まりなのか?
国民のために働ける真の政治家なのか?
さて、どちらでしょうね。