bittersweetlifeのブログ

人生にはいつか必ず終わりが来る。だから、Life is beautiful.

大谷翔平と三浦春馬

大谷翔平の超人的パフォーマンスにアメリカでも日本でも驚きと称賛の声が止まらない。

まるでマンガの世界から抜け出してきたかのような二刀流をやってのけてしまう才能と実力に、私のような凡人はただただどこまでの高みに上っていくのか?見ていたいという気持ちになる。

 

大谷翔平を絶賛するのは現地メディアだけでなく選手や監督、野球以外のスポーツ選手にも及んでいるのだから、もはや人類の宝みたいな感じ。

この人類の宝というべき大谷翔平を大切に大切にして、果たして彼が何をやってのけるのか?何を達成してしまうのか?楽しみ以外の何もない。

天才×身体能力×知性×努力×人間性×環境×周囲のサポート×運がこれほど圧倒的な現実を生み出すとは、なんという奇跡だろう。

 

そして大谷翔平への称賛が高まるほどに全米で人気が出る現象に、どうしても三浦春馬と比較してしまう自分がいる。

 

春馬君もね、二刀流でしたよ。

 

2019年夏フジFNSで「Fight for your heart」を初披露した時の、衝撃といったら。

「あれ俳優の三浦春馬だよね?」

「歌が完璧でしかもダンスも完璧って・・・」

他の歌手がかすんで見えました。

本物とはこういうものなんだ!と目の前に突き付けられた感じ。

 

ジャニーズの歌とダンスとは比べものにならないぐらいのレベル。

春馬君の生パフォーマンスを実際に見た同じ出演者の人たちは、恥ずかしくなったり嫉妬したりしなかったのかな?と観ているこちら側が思うほど。

 

春馬君亡き後にミュージックステーションでオンエアされた「Night Diver」を観て、

これまた驚愕。これほどの完成度の高いMVに三浦春馬が当代最高のアーティストであることを見事に証明してみせましたね。

 

2019年夏FNS出演後の三浦春馬に対する音楽業界の人たちの反応は、いかほどのものだったのだろう?

レーベル関係者とかこれほどの逸材を長い間レコードデビューさせなかったことを悔しがっている人は、いなかったのかな?

既にミュージカルでその才能を開花させ評判だったのに。。。

 

大谷翔平三浦春馬の違いって、何だったのだろう?と考えてしまう。

 

やっぱり家族なのかな。

 

自分の子の才能を信じて、その才能を伸ばして発揮できる環境を作ってあげられる、その道の専門家やプロに託すべきところは託して他のところをサポートしてあげる愛情と知性を持つ父親、母親、きょうだいがいるかいないか。

身内から天才が出たら、自分の人生を捧げるぐらいの覚悟がないと。

 

春馬君は個人事務所を設立していたそうだけど、家族に頼れないならブレーンのようなプロを雇って、そういう信用できる人にいろんなことを任せていたらよかったのに。

 

ジャニーズやオスカーから退所するタレントさんがどんどん出てきたり、深田恭子がドラマ降板して休業したり、むしろ羨ましいぐらい。

だって、死なずに済んだのだから。

なぜそれが春馬君には許されなかったのか?

または、周囲が許さなかったのか?

 

日本もトップクラスの人は、アメリカみたいなエージェント制がいいかもね。

でも、業界の体質やら長年の慣習やらで実現できないだろうね。

上沼恵美子が言っていた「三浦春馬のレベルに追いつけない。」その通り。

 

春馬君の死後、日本のテレビドラマは観なくなりました。

代わりにNETFLIXばかり観ている。

春馬君の死は日本のテレビ業界、芸能界の汚い闇をあぶりだした。

そのことに気づき、本気で危機感を持っている業界人はどれほどいるのだろう?

 

大谷翔平の活躍ニュースを見るたびに、叶わなかったもう一つの二刀流を思い、

この世のやりきれなさをどうしても感じてしまう自分がいる。